今日はこの本、
秋山仁のおもしろ数学発想法戦略編①を紹介します
タイトル 秋山仁のおもしろ数学発想法 戦略編1
著者 秋山仁、門間明
出版社 NHK出版
発売日 1995年4月1日
この本は1995年に出版された本です。
25年くらい前の本ですが、とても良い本です。
この本のすごいところは、高校入試の数学の問題をもとに数学の戦略的発想法が鍛えられることです。
12の戦略的方法で難問にチャレンジします。
1巻と2巻にわかれていて、1巻は5つの方法が学べます。
漫画で解説もされているので、読みやすいと思います。
イメージルームとトレーニングルームに分かれて解説されています。
戦略的発想法とはなんだ?
考え方の出発点です。
例えは、ゴチャゴチャにこんがらがったヒモをほどくときにどうするか?
まずは、糸の先をさがします。
いきなりほどこうとしないで、まず、糸の先をさがそうと思うを発想法というそうです。
1巻に載っている5つの戦略的発想法一覧
- 規則性に着眼する
- 情報を図式化する
- 対称性を活用する
- 場合分けをする
- 現物思考法
規則性に着眼する
規則性に着眼するは、高校入試だけでなく、大学入試でもよく使われている方法です。
身につけると将来的にも、長く使える武器になります。
高校では、数列とかに使えます。
情報を図式化する
情報を図式化するとは、見ただけでわかるように工夫することです。
ダイアグラムや工程で問題を解いていきので、非常にわかりやすいです。
対称性を活用する
対称性を活用すると計算する手間が半分になります。
対称性を導入するを自分で考えたりして、面白いです。
場合分けをする
バラバラの細かなデータを共通の意味を持つまとまりに分類・整理することにより、うまく全体をとらえられ、その後の手順の見通しもよくなります。
場合分けはよく使う発想法です。
現物思考法
抽象を具体に!無限を有限に!の内容で問題を解いていく章でした。
まとめ
中学生から大人まで楽しめる大変面白い本です。
親子で一緒に問題を解いて、楽しめてためになる本です。
数学大好きのきっかけに良い本です。